つ ぶ や き ・・・・

2006.12    前月へ           次月へ

31(日)   昨日から次女夫婦が里帰り。夕食は家で豪華!?にお寿司
(回転寿司だがおいしい) 紅白を見ながら年を越す。
 例年は北山本門寺へウォーキングをしているのに・・・ 今年は無理をせずに
やめました。その代わりに 身延線チャレンジウォークのスナップを遅くなりましたが
アップしました。今年の分は今年中に・・・・
もう一つ 安居山1、2区・沼久保区合同区民体育祭もアップしました。
 ホームページもリニュアールしたいのですが・・・・だめですね。
平成18年を振り返り 感じたこと、健康が何より第一。そのためには
体をいたわり、無理をしないこと。体からの信号を素直に聞き、対応すること。
皆様もぜひ、来る年を 楽しいものにしてください。今年1年お世話になりました。   38185
30(土)  年賀状を出しに郵便局へ。本局道路沿い駐車場は混んでいました。
来ている人の殆どが年賀状の投函。作成すると少しでも早く着くようにと
思います。午前中はパソコン部屋(北側の6畳客間)の片づけ。
 灯りの取替、神棚の掃除、お飾りをつけてようやく年末気分。  38146
29(金)   例年、年賀状は遅く先ほどようやくすべて終わり、明日投函します。
今までガリ版刷りで作成してきましたが、今回はあきらめパソコンでの作成に
なりました。プリンターが新しく印刷は楽でした。出したのは145通。少しずつ減らして
います。これで明日は部屋の片づけや、掃除ができるかな?・・・・・    38122
28(木)   御用納め、昔は片づけをして午後3時ごろ帰れたのに・・・・今は時間いっぱい
同僚「何か年末というきがしないね」 同感である。なぜだろう?
年をとったせい・・・ 暖冬・・・・ 年末、年始の風情が無くなった・・・・
皆さんはいかがですか!
 漢字のトレーニングは続けていますか?
私もやっていますが60〜80点くらいでしょうか。小学校、中学校で習ったのに
だいぶ忘れていますね。みなさんもがんばりましょう。
 「毎日できる漢字のトレーニングサイト「今日の漢字」  38100
27(水)   昨日は風雨が強く雷もなった。ニュースも洋傘がチョコになっているのを
報じていた。けっこうまとまった雨であった。今朝は晴天で白くお化粧をした富士が
顔を見せていました。通勤途上カメラに納めました。  38075
26(火)   アンケートの分析作業をSkypeをつないで、分析ファイルを転送する。
インターネットは便利なものだ。現住所別と年齢別のデータを作成した。
 興味のあるのは静岡県に住んでいる人で五合目以上へ行ったことのある人
134人中73人が山頂まで、54%の人が山頂に登っています。
それに対し、茨城県の人は38人中6人、16%の人しか山頂へ登って
いません。近くで一度は登ったという人が多いですね。  38045
25(月)   アンケートの分析作業が舞い込んできた。得意分野なのでどうしたらいいか
考えてパソコンと格闘。もう午前1時、方向はできたのであとは明日にする。
出身地別、現住所別に分析をしたいのでデータベースでの作業となる。  38015
24(日)   衣類の整理を午前中おこなう。古いものは結婚当初のものもある。
思い切って処分をするが、大胆にはできない。午後は高校駅伝と有馬記念を
見てしまう。クリスマスで娘が入社予定の会社へ注文しておいたケーキを妻が
取りに行き、さっそく食べる。甘みを抑えた感じで食べやすいが二人では多く
1/3はまた明日だ。   37982
23(土)   富士山に関するアンケート、娘から送ってきたフォーマットで集計を
しました。148名の方が協力していただき、本当にありがとうございました。
集計結果はメールで娘に送り、茨城の分と合わせて娘が最終集計をして卒論に
使用します。こちらの分だけ結果を発表します。92%の人が五合目か山頂へ
行っています。そのうち五合目までが36%、山頂までが55%、その他9%です。
結果的にアンケートをいただいた半分の人が山頂まで登っています。
 これは、私の知り合いには歩くのが達者の人が多いことを表しています。
アンケートをいただいた男女比は男性が36%、女性64%でした。   37947
22(金)   会社の忘年会のあと、松野の久保田農園のイルミネーションを見てきました。
大きなツリーに星の飾り、富士山に似せたイルミネーション、少し離れたところから
本当にきれいでした。23日はイベントがあるそうです。皆様もどうぞ    37910
21(木)   18年行事も無事終わり、参加回数を集計しました。16回の行事すべてに参加された
方が6人もいます。残念なのは一度も参加されなかった人が95人の多さにびっくり。
何が原因でしょうか? 来年はぜひ、この数値を少なくしたいものですね。
 今回は誰がどの行事に参加したかもわかるようにしました。間違い等ありましたら
メールください。    37863
20(水)   事務所は月〜金までを朝日さん、塩川さんが献身的に当番をやって
いただいております。土、日につきましては総務部・広報部・企画部が
交代で行います。来年前半の当番表をアップしました。    37819

  四国八十八箇所 女三人旅    パート 7-3
 最終編
    22番札所平等寺から23番薬王寺まで
         ( どしゃぶりの中を阿波最後の札所へ )  

 横なぐりの雨の中、車のはねあげる泥水に悩まされながらひたすら歩き、9時過ぎ空腹感
を感じ、民家の農作業小屋の軒先に半身を入れ、立ちながらビスコをつまみ、水分を補給
し、歩き出す。・・・「日和佐まで4k」・・あ〜、ようやくゴールが見えてきた。仲間の顔に
も笑みが浮かぶ。歩く事、5時間、24,4キロ。新道を歩いたので予定より1時間早く10時
半、新道と旧道が合流する薬王寺門前に到着する。悪天候の中、無事に今回のゴールに立
てた事を皆で喜ぶ。雨具を取り満面の笑顔で記念写真におさまり、ねんごろに巡礼を済ま
せる。仲間は家族のために男坂、女坂の階段の端に用意をしてきた一円玉を置いていく。
何でも、厄年の人がこれをすると厄払いになるとの事である。最後にご朱印をいただき山
門に一礼をし、薬王寺を後にする。日和佐駅はここから5分足らず、時間はたっぷりある
ので途中、道の駅の更衣コーナーで濡れた衣類を着替え、足湯を使い、ひと休みした後ベ
ンチに座り、道の駅の売店で購入した、散らし寿司に、あたたかいお茶とみかんをいただ
き至福の時を過ごす。十分休憩を取り、道の駅のすそにある日和佐駅から電車に乗り、岡
山に向け出発した。瀬戸内海を渡る頃にはすっかり雨が上がり、秋日に染まった瀬戸の小
島を眺めながら、今回の実り多い旅と無事のゴールに感謝し、次回の旅に思いをはせ、本
州に渡った。   野田さんは 来年この続きをする予定です。
19(火)   職場の渡辺さんより今年のイルミネーション画像をいただきました。
富士市と御殿場などスライドショーに追加しました。
 注文していたモノクロレーザープリンタが届けられ、設置しました。
 EPSON LP-7900    37777

  四国八十八箇所 女三人旅    パート 7-2
 最終編
    22番札所平等寺から23番薬王寺まで
         ( どしゃぶりの中を阿波最後の札所へ )  

 荷物を急いでまとめ、再び55号線をひた歩く。道路に降った雨が足元ではね上がり靴を
濡らす。革の靴でも滲みてきたようで気持ちが悪い。皆、言葉を交わす事もせず、前だけ
向いて歩く。と、前方から若い女性が遍路姿で菅笠と、簡単なカッパをつけ歩いてくる。
足元もスニーカーである。短い挨拶を交わし別れ、心の中で彼女の無事を祈る。 暫らく
歩いていると自転車遍路の人が挨拶をしてきた。よく見ると昨日、金子屋付近で一緒にな
った青年であった。阿波最後の寺を巡礼した帰り道か?聞く事も叶わなかったが、さわや
かな笑顔を残して去って行った。
雨はさらに激しく、風を伴うようになる。合羽を着てザックを背負い、傘を前に傾けて
さし、杖を突く。前だけ見て進むしかない。このような悪天候は四国に来て初めてのこと
であり、仲間は嘆いているが、これからの長い旅を考えると、学習する良い機会である。
歩く為だけに来ているのでさほど苦にはならない。
7時半、確かこの辺りで、国道から旧遍路径の由井の浜の海岸に出る道に入る筈である
が、道標が見当たらない。海岸に出る筈なのに、山に入っていく。先ほど信号待ちをして
いた男性はこの道で良いと教えてくれたが、もしかして車遍路の道を教えてくれたのかも
しれない。我々が思ったとおり、先ほどの信号の所を下に下りれば良かったのに違いない。
悪天候のため、地図を良く見もせずに歩いたのが間違いだった。ザックから地図を出して
見ると、分岐から大分来てしまい、引き返すより、帰りの電車の時間の関係で進んだほう
が良いと思われた。幸い、車遍路の道は23番札所薬王寺の手前で旧遍路道と一緒になる。
時間的には車道の方が小1時間早く10時半頃には目的地に着くらしい。皆、道を間違えた
事にがっかりし、交わす言葉も短いものになる。海岸沿いの道はどんなだろうか? 海岸
沿いの遍路道を歩くと初めて太平洋の海岸に下り立てるというのに、由井の浜の砂丘の美
しさ、自然林を抜ける野道、木の間からの太平洋、高さ50m以上の岩山を波が削ったえ
びす洞。今回の旅の一番の景勝地で楽しみにしていた所である。それなのに誠にもって残
念!! しかし、この悪天候ではどの道を歩いても大差はない、と自分を慰めるのであっ
た。  明日へ続く 
18(月)   今月のナイトウォークはイルミネーション見学、1日と15日に大中里と
大岩、小泉〈代官屋敷〉でした。それと友達からいただいた、上井出と由比の
イルミネーションをスライドショーにしました。三脚で撮ったものはきれいですね
あと、富士、沼津を友達から譲っていただき掲載する予定です。
 歩こう会、野田さんの四国お遍路の旅、阿波最終編が届きました。
数年掛けて歩きお遍路に挑戦することは素晴らしいですね。私も何か挑戦を
してみたいです。    37736

  四国八十八箇所 女三人旅    パート 7-1
 最終編
    22番札所平等寺から23番薬王寺まで
         ( どしゃぶりの中を阿波最後の札所へ )  

 眠られない夜を過ごし、朝4時に起き上がると仲間も起きようとするところであった。
今日の天気予報は朝のうちから雨で、次第に本降りになるとの事であるが、幸い、今は降
っている様子はなく皆で安堵する。最後の日のテープを足指に巻き、身支度を整え、いつ
雨が降っても良い様に雨具をザックの一番上に乗せ、パッキングをする。前の晩、山茶花
の女将にお願いをした、おむすびを取りに玄関脇の厨房に行くと、既に包みが三つ用意さ
れ「食べやすいように、焼きおにぎりにしておきましたから。海苔は食べる時に巻いて、
卵の塩はアルミのカップに入れました。・・まだ外は暗いから気をつけて行って下さい。」
と小声で言う。まだ温かいおむすびの包みを受け取り、ザックに入れて同宿者が休んでい
ることから、忍び足で玄関まで行く。外に出ると小雨が降っている。がっかりと言うより
不安を覚える。もう一度宿の中に入り、雨具をつけ、再び玄関に立つ。杖をしっかり握っ
て「さあ!!出発。」と声に出し、気を引き締める。女将はこれから先の行程を事細かに教
えてくれる。三人は耳を凝らして、一言一句聞き逃さぬように耳を傾けた。辺りはまだ暗
く、小雨の降る田園地帯を街灯の灯りだけを頼りに進む。心細さからか、皆で一塊になり、
雨にけむる道をはね上がる雨を気にしながら道を急ぐ。
小1時間歩くとあたりが薄明るくなり、家々の明かりも少しずつ点り始めてきた。周り
の風景も見え始めた事から、皆、ふっと緊張の糸が緩んだようで、顔つきが少し柔らかく
なった。雑木と杉林の里山を巻いて1時間位登りつめると、国道55号線に出た。この頃に
はすっかり明るくなり標識もはっきり見え安堵する。国道のゆるい坂道を登り、釘打トン
ネルを抜けると遍路用の休憩所があった。時計を見ると6時55分、地図で場所確認をする
と丁度この辺りで今日の行程の4分の1を来たことになる。あまり空腹感はないが宿のお
むすびをいただき、水分補給、休息を取っていると雨は見る見る本降りになってきた。足
元の悪い中、この先どんな事が待っているのかと思うと不安がよぎる。日和佐発、13時58
分の徳島行きに間に合うだろうか?  明日へ続く 
17(日)   昨日17kmくらい歩いたけど、膝痛は無かった。その代り筋肉痛のような
感じがある。プリンターを見に富士のノジマへ行く。目当てのレーザープリンタ
は無く、通販でEPSON オフィリオ・プリンタ A3対応のLP-7900 定価99,800円が
52,920円それに送料と代引き手数料を足して54,860円である。夜中に注文をすました。
 2,3日で届くでしょう。  37688
16(土)   三女友恵から、卒論の「富士山に関するアンケート」を100人程お願い
してほしいと頼まれる。可愛い娘のため、まず職場でお願いし、昨夜のナイト
ウォーク、そして今日は事務所近くの知り合いの商店、地元安居山の人に
お願いしてまわる。何とか100人に近づけたいものである。つぶやきを見ている
あなたも、もし協力していただけるならメールでお知らせください。Wordの
アンケートをお送りします。よろしく。
 「岩本山梅園と勘助ウォーク」下見に参加、来年始まるNHK大河ドラマ
「風林火山」の主人公山本勘助生誕の地や関連した神社仏閣を訪ねます。
本番は2月25日、岩本山の梅も見頃な季節です。お楽しみに    37641
15(金)   10年ちかく使ってきたA3対応レーザープリンタが故障してしまった。
昨夜はできたのに・・・・・ 変な音もする。もうだめか・・・・・
まー長く使ってきたから・・・ 残念だがあきらめるか・・・・・・
明日、プリンターを買いに行こう。    37615
14(木)   先日、病院へ行った際、初診では問診表を提出する。「月曜日の朝と昼に吐き、
夕方から下・・・」あれぇ 下痢のリはどう書いたかな?」わからない。
ひらがなで提出した。漢字は本当に書けなくなってしまった。会社のメール
マガジンの今日の記事に「毎日できる漢字のトレーニングサイト「今日の漢字
が載っていた。早速試してみる。一回に20問の漢字を書く。わかるようで
わからない。今日のの20問は半分しかできなかった。くやしいので日を替えて
やって80%のでき。皆さんも挑戦してください。    37571
13(水)   年賀状の季節になりました。皆様はもう書きましたか。
例年、ぎりぎりにならないとやらない私。来年は私の干支「亥」。
ガリ版で下地を描き、淡い絵の具で色をつける。満足のできばえはあまり
無いが、ガリ版だということがとりえか。    37538
12(火)   今月から来年の会員登録を始めました。既に70名の方が手続き完了です。
新会員も2名入っていただきありがとうございます。富士宮歩こう会に入って良かった
というような行事にしたいと思います。仲良くやっていきましょう。    37490
 新会員 増田洋子さん・宮崎かつ子さんです よろしく
11(月)   ようやく胃腸炎も回復、昼食からいつものお弁当を食べる。この一週間は
食欲が無く、腹痛になったりしたので 昨夜の体重測定でなんと3kgも減っていた。
測定値は59.6kg、60kgを切ることは何十年無かった。元に戻るかな、それとも
ダイエットが成功して、このまま行くかな・・・・ 経過が楽しみ    37427
 身延線チャレンジウォーク 完歩者をアップしました。
10(日)   第7回身延線チャレンジウォーク。96名の参加。富士宮までの44km完歩者
は44名。昨年より12名ほど減ったが甲斐路の風物行事となっています。
集合の富士宮駅では小雨。雨は無いと言っていたのに・・・・・
十島を過ぎる頃から青空が見え出し、下部ではウォーク日和となりました。
 スタートからペース良く歩き出し、コマショッピングデパートで揚げ立てのコロッケと
バナナの支給。コロッケは「おいしい」「おいしい」とあちこちで声が聞かれた。
私はお腹の調子がわからないので食べませんでした。伴走車での参加である。
   37378
9(土)   事務所当番。19年会員手続きにたくさんの人が来るかと期待してましたが
この雨では・・・・ 私を入れて2名でした。
明日の準備も滞り無くすみました。今、硫黄島が話題である。
テレビの「硫黄島からの手紙」、昨夜はYahoo動画「硫黄島の砂」ジョウウェイン
主演のアメリカ映画。本当に戦争は無惨なものだ。人間同士の殺戮。おろかな戦争
時代に流される人々。この幸せな時代に生きる幸せをかみしめたい。   37360
8(金)   身延線チャレンジウォーク参加者103名 会員80名、一般23名である。
昨年は44km踏破者54名。今年は何名が完歩するでしょう?
お腹はまだだめ。今回は試練である。    37327

  四国八十八箇所 女三人旅       パート 6-3


 これから先は峠道とはいえ、一本道であり、仲間の気持ちが分かるので二人で
一足先に進む事にした。竹と杉の林の中の登りを30分位ゆっくり歩いていると
仲間が追いついてきた。峠を登りつめ、これから下りに指しかかろうとすると
仲間2人のペースが遅くなる。声掛けをすると大丈夫そうであるが
ゆっくり歩きたいと言う。私は足が相変わらず痛むので、一刻も早く到着をし、靴を脱ぎ
たいという切迫した思いから先に進む事にし、雑木林の坂径を小1時間駆け下り、集落の
外れにある田んぼの畦道に出た。田園地帯が広がり、刈り取りの終わったひつじ田の緑と、
曼殊沙華の赤がとても美しかった。すでに、日は西の山に傾きかけている。何となく心細
い。しばらく田んぼの中の住宅地を道を尋ねながら歩き、15時40分、22番札所平等
寺脇の本日の宿、山茶花にゴールした。主人に挨拶を済ませ、荷物を置かせてもらい平等
寺に向かう。山門前には露店が立ち、お婆さんたちが地物のめずらしい野菜、果物(みか
ん、すだち、デコポンなど)を売っていた。巡礼を済ませ、16時半、山門を出ようとし
ていたら仲間2人が丁度歩いて来た。再会を喜ぶ間もなく、仲間は平等寺巡礼に急いだ。
宿でようやく3人が揃い、お風呂をいただき、夕食の膳を囲む。ここ、山茶花の夕食は海
に近い事もあり、生魚が豊富で、暑さで疲れた身体に何よりのご馳走であった。刺身の盛
り合わせ、酢の物、焼き物、天ぷら、煮物、どれも魚が上手に調理されていた。女主人が
一人で調理しているのが凄い。ここの食事は今までで一番!!などと口々に話し、料理に
も、本日の巡礼にも花を咲かせ、振舞われたお酒(梅酒)は皆を一層多弁にさせる。明日は家
に帰るとなると、淋しいような、寂しいような。ちょっと複雑な気持ち。本日の同宿者は
歩き遍路(男性、各一人ずつ)、車遍路2人と我々3人の計9人の賑やかな夕食、土佐の寺の
情報ももらい、次回の旅に夢を膨らませる。1時間位かけてゆっくり、食事も会話も楽し
み自室に引き上げ、本日の行程(歩行距離22k、所要時間8時間)の記録をし、天気予報
をチェックする。生憎明日は朝のうちから雨がふるらしい。雨に備え、パッキングのし直
しをし、明日の起床を4時、出発を5時と決め、宿の主人に朝食の代わりにおにぎりとゆ
で卵を頼んで22時床についた。(明日は23番札所薬王寺に参り、13時59分日和佐発、
徳島行きの電車に乗り、帰宅することになっている。24,4k、6時間の行程である。雨天
の中、勝手の分からない道を歩くのだが電車の時間に間に合うだろうか・・そんな不安が
頭から離れず暫らくは寝付く事ができなかった。)
7(木)   今週の夜の予定はキャンセル。お腹ゴロゴロは続いている。
今年を振り返ると健康的には赤点の年だった。4月に右耳の突発性難聴
9月頃からの左膝痛、そして今回の感染性胃腸炎。これだけ一気に来ると
もういいだろうと思う。来年は健康で過ごしたいですね。    37267

  四国八十八箇所 女三人旅       パート 6-2


 境内は聖地の名にふさわしい伽藍が並ぶ。ここから山径を登った所に
「舎心ヶ岳」があり、大師はここで修行を積んだと言われている。舎心とは、
捨身の事で、命を捧げて修行する事を示し、この絶壁の上には大きな大師像が遥
か土佐の海原を望んでいた。国道からこの山頂の寺の脇までロープエイもあり、
これを利用して多くの人がこの聖地を訪れるそうである。
本堂に参ると4〜5歳の子供が祖母と一緒に流暢に心経を唱えている。 
・幼子も心経唱ふあかのまま・ 太子堂のお参りも済ませ、納経所に行くと昨晩の
同宿者の一人歩きの遍路の男性3人が納経を済ませたところであった。
我々も朱印をいただき、昼食時(12時半)であったことから納経所前の藤棚の下の
ベンチを借りて食事をする。昨日コンビニで購入したワッフル、接待にいただいた
のっぽパンも美味しかった。 これで難所は下りを残すのみ。お寺の水を
ペットボトルにもらって、13時過ぎ、さあ出発!!山門を後にする。
いきなり急な下り坂、足が痛む。仕方ない、登ってきた分だけは下るということか・・・
 勾配がゆるくなると、誰とはなしに後ろ向きに歩く。1時間余り坂道を下り、ようやく
国道195号に出る。何か冷たいものが欲しい。氷菓を探すがこの辺りにはコンビニも、
万屋も見当たらない。ガソリンスタンドに入り店屋を尋ねると、300mほど北に
上がった所に、道の駅「わじき」があると言う。皆、300mなんて歩けない・とあきらめ、
米屋の自販機のジュースを店のブロック塀に寄りかかりながら飲み干し、元気を回復する。
 小さな集落をいくつも超え、今が盛りの曼殊沙華の畦径を抜け、すだち畑の脇の山径に
さしかかると、おばあさんが老人カーを押しながらこちらに向かって歩いてくる。我々を
見ると、すだちの籠をとり出し、「お接待だから、いくつでもお取りなさい」と言うので2
つずついただき、礼を言い別れる。畑を抜けると栗林があり、丁度、いっせいにはじけて、
実が散乱している。おばあさんはこれを拾いに来たらしかった。竹林に入り、峠を登って
いると仲間の一人が「自分のペースで歩きたいから先に行って欲しい」と言う。峠道でも
あるし一人では心細かろうと言うと[大丈夫]と答える。  明日に続く
6(水)  下痢は止まりました。が、お腹の調子はいまいちです。
3日から一週間くらいは・・・と言われているのでしょうがないか?
やはり健康が第一ですね。皆様も十分お気をつけください。    37248

  四国八十八箇所 女三人旅       パート 6-1


  民宿金子屋から20番札所鶴林寺、21番大龍寺を巡り22番平等寺まで
  (第二の難所、二つの霊山を越えて)  
 朝5時起床、テーピングテープをしっかり巻きつけ、身支度を整えて6時の朝食をいた
だく。同宿者と本日の行程などを話し、健闘を称えあう。 7時、宿を出ようと女主人に挨
拶をすると「お接待です。」とのっぽパンを脇に抱えて出てきた。何と優しい人だろう!! 
昨日のそっけない、不親切な人は、のっぽパン1本で簡単にひっくり返ってしまった。単
細胞なとお思いだろうが、それほど昨日の仕打ちは身にこたえたのです。でもすぐに忘れ
てしまうというのが私の特戯でもあります。
 集落を抜けるとすぐ登りに入る。みかんの段畑を巻いて登り、高低差470mの山径を
登る。みかん山を抜け、杉林に入ると勾配は益々きつくなる。途中、水呑大師と呼ばれて
いる泉の水で喉を潤し、ここを過ぎて一気に仁王門まで登りつめる。この時ほど金剛杖を
有り難いと思った事はなかった。大師さまと一緒なのである。いつもの自分とは違う信心
深い??自分がここにいる。
 あえぎ、あえぎようやく山門の前に立つ。境内は杉の巨木がうっそうと茂り、本堂の左
右には札所の縁起にまつわる鶴の像が立ち、我々を迎えてくれた。山頂の紅葉はほんのり
色づいて美しい。巡礼を終え、記念撮影を済まし、大師堂の脇から急坂を下り、那賀川に
架かる橋を渡り、沢に沿って谷を廻る坂道を降りると杉林の中に休憩所があった。空腹を
感じ、時計を見ると10時15分、甘い物と水分を補給する。これから第二の霊場、大龍寺
への標高差340mの急登がまた始まる。杉林の坂道を杖を頼りに、苦しさにただ、ただ
下だけ向いて1時間半余り登ると大龍寺の山門に出る。山門から本堂までの道のりの長く、
途中で靴を脱ぎ捨ててしまいたいほどであった。
 この寺は弘法大師が自叙伝風に書いた「三教指帰(さんごうしいき)」に出てくる場所で、
実際に修行をした場所と確認できる数少ない霊場である。  明日に続く
5(火)   外から帰ったらうがいと手洗いを必ずしましょう。
4日、勤務先で朝、何となく気持ち悪くトイレへ「ゲェー ・・・」吐いてしまった。
自分でもびっくり。吐くことなんて酒を飲み過ぎた時一回だけあった。そして
今回が2度目。お昼にもう一度吐き午後から休みをいただき家に帰る。それからは
下痢が始まる。特に夜間は3,40分に一度トイレ通い。寝るのもおぼつかない。
市立病院で耳鼻科の定期検診もあったので内科で診察をうける。
病名は「感染性胃腸炎」今流行っています。薬をいただき、夕方から下痢も治まって
きた。お腹は「グー グルゥー」となっていて、完治までは3〜6日かかるとのこと。
 4日のつぶやきはそんなことでお休みしました。    37223
3(日)   金曜日帰ってくるとき、どうも灯りが暗い。前車の後部で確認すると
右側ヘッドライトが切れている。一体型だから高いなー、中古のライトでも
と、ネットで調べる。オークションに載っている。そんな話を友達にして知恵を
借りると「ちゅうさん それはロービームを取り替えればいいよ」早速、見てくれ
外した物と同じ物を「ジェームス」で買ってくる。取付も友達にやってもらい
電球(ロービーム)だけですんだ。やはり、わかっている人に聞くのが一番。
これで安心して夜乗れる。値段は二個セットで4900円   37161

  四国八十八箇所 女三人旅       パート 5-3


 私はまたしても靴を脱ぎ、ここで2時間余寛いでいた。日常、2時間ともなると時間を
持て余してしまうが、歩く事の苦痛から解き放たれて、皆嬉々として今日の事、
歩いて来た道、会った人のこと等を思い思いに語らっていたら宿の人が呼びに来てくれた。
用意された部屋は二階の南向きの20畳もある大広間「ゆったり使って下さい。」 
ゆったりと言われても・・・皆で北側の隅にかたまって足を投げ出す。
夕食まで大分時間があるのでお風呂をいただく事にする。靴下を脱ぐと指は異様なほど
膨れ上がり、見るのも気持ちが悪い。細心の注意でテープを外したが爆ぜてしまわないのが
不思議なくらいである。歩き方が原因か、靴が原因か? 仲間は肉刺を作ってもこんなに
ひどくはなっていない。今後の課題である。そんな事を考えながら仲間と一番風呂に入り、
洗濯を済ませ、夕食の卓を囲む。本日の同宿者は、歩き遍路の男性4名(いずれも単独者)、
車遍路男性4名(2名ずつ)そして我ら女性3名である。広間でゆったりと、
会話を楽しみながら、お酒さえ注文はしなかったが、気分は「ほろ酔い」。皆で一時間ぐらい
かけて食事を楽しむ。料理も玄関先で待たされただけの事はある。揚げ物、煮物、蒸し物、
汁物、刺身、和え物、果物と大満足でいただき、情報交換も済ませ8時過ぎ自室に引き揚げる。
本日の記録、明日の行程の確認、天気予報を見て22時床につく。(昨日に比べ、歩く距離も短く、
割合道も起伏が少なかったことから、足も一息ついたと思っているに違いない。)
2(土)   歩こう会忘年会で「つぶやき」はお休み。
1(金)   今日のナイトウォークは近くの床屋さん「ポピー」浅間大社まで行って
戻ってくるような感じである。12月早々であるので、まだイルミネーションを飾って
あるところが少ない。でも本命の床屋さんは昨年よりグレードアップ。   37103

  四国八十八箇所 女三人旅       パート 5-2


 国道を車にせきたてられるように上り下りしながらずいぶん歩く。途中、
コンビニを見つけ時計を見ると11時過ぎである。少し早いがここで昼ごはんとする。
お弁当と本日のお楽しみの甘い物を調達し、コンビニの店員にことわって駐車場の一角に腰を下ろす。
靴を脱いで食事をしていると自転車遍路をしているという青年が近づいて来て「大丈夫ですか?」
と声をかけて来た。青年は通しで回るとのことで自転車の荷台にはシュラフも積んでいた。
しばらくの間、色々と情報交換し、健闘を称えあって別れを告げた。
20分位休息をし、コンビニの店員に礼を言い、出発をする。自分の好みの物
を食べた事から元気が出る。(食べると言う事は命をつなぐと言う事だけではなく、
心も満たすことだとつくづく思う。) 今まで歩いて来た道は起伏があったが、
これからは勝浦川沿いの平坦な道らしい、しかし、舗装道路は足に負担がかかる。
また、歩道がないことから車に注意を払いながら歩き続け、みかん山の麓の宿、
金子屋に13時に到着である。15k、5時間の行程であり、少し物足りないような
感じもしたが、昨日の行程がきつかっただけに本当に嬉しかった。(本日の所要時間は
短かったが、この先は山径で12k先の21番札所太龍寺を越えないと宿がないのでここまでにした。)
さっそく宿の人に声をかけると、「チェックインは3時からです。
まだ用意が出来ていないので、外の銀杏の木の下にあるベンチに腰を下ろして待っていて下さい」
と言われる。我らはぶつぶつ言いながらベンチに行って見ると、壊れているし、汚れている。
いかに我々の姿がみすぼらしいからと・・・またぶつぶつ言いながら、宿の玄関先に
積んであったビール瓶のケースを椅子代わりに座り込んでしまった。 明日へ続く